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このままあと何十年も生きて行くのかと思うと少し信じられない思いになる。
ちゃんと飽きずに生きていけるのだろうか。
期待したよりも下廻る世の中で、せめてもう少しだけ楽しく生きるために。
わたしは何をすべきなのだろう。
もう少し壮大な物語の中で生きている気がしているうちに、何か縋りつくな結果でも残しておけば良かったのかしら。
自嘲気味にそう綴る彼女の皮は、ある程度満たされている様に思えた。
幸福とは、健康と物忘れの早さであり
次への意欲を無くす不幸な状態なのかもしれない。
しかし人はおおむね自分で思うほどには幸福でも不幸でもなく、 肝心なのは望んだり生きたりする事に飽きない努力をしていく事である。
さて。
がんばろっか。
ひょーほん。